2009年07月07日
大八車・・・
なんでこんなものがウチの店にあるのだろうシリーズ、第二弾。
うちの店の前に「大八車」が展示(放置?)してある。

なかなかビジュアル的にインパクトもあり、珍しいので、
来店希望者に場所を案内する時に、「大八車が置いてある店ですよ」
なんて、目印的な役割も担っている。
好き好んでこんなのもを盗むモノズキもいないだろうと思い、
持って行こうと思えば簡単に持って行けるほど無警戒に放置してある。
前回の「水車」と、なんとなくセットで置いてあったので、
”ついで”に紹介しときます。
さて、「大八車」なるネーミングの由来だが、
「大八さんという人が考案した便利な車」と、私は(たぶんだれもが)勝手に思っていたが、
どうやら大きなマチガイのようである。
正式には「代八車」と書くそうで、「大人8人分の働きをする車」
というのが正解のようである。
たしかに、積載している画像を見ると、8人どころか10人分くらいの仕事をこなしそうである。
文卓によると、酒屋・米屋などが重宝して利用していたらしいが、
当時としては高額だったため、大きな商店は「自家用車」を保持していたが、
小さい商店は「車宿」(今でいうところのレンタカー屋)で、その都度借りてきたらしい。
しかしながら、裏を返せば「大八車」を保有すると、
8人の社員が必要なくなるワケで。
チカラ”だけ”が取り得の奉公さんが、
社長が「自家用大八車」を購入したとたん用無しになり、
いきなり”お暇”を申し付けられることもあったのかもしれない。
「大八車屋」の営業マンがパンフレットをもって現れると、
青くなって、成り行きを聞き耳立てていたのかもしれないし、
ジャパネットタカタあたりが、
「今や一軒に一台の時代!大八車SALE!決算処分!限定100台!!!」
なんてやりだしたら、いつリストラされるか冷や冷やしていたのかもしれない。
いつの時代も、便利さと、雇われている者の存在価値は微妙なバランスで成り立っている。
HPもお立ち寄り下さい。
うちの店の前に「大八車」が展示(放置?)してある。
なかなかビジュアル的にインパクトもあり、珍しいので、
来店希望者に場所を案内する時に、「大八車が置いてある店ですよ」
なんて、目印的な役割も担っている。
好き好んでこんなのもを盗むモノズキもいないだろうと思い、
持って行こうと思えば簡単に持って行けるほど無警戒に放置してある。
前回の「水車」と、なんとなくセットで置いてあったので、
”ついで”に紹介しときます。
さて、「大八車」なるネーミングの由来だが、
「大八さんという人が考案した便利な車」と、私は(たぶんだれもが)勝手に思っていたが、
どうやら大きなマチガイのようである。
正式には「代八車」と書くそうで、「大人8人分の働きをする車」
というのが正解のようである。
たしかに、積載している画像を見ると、8人どころか10人分くらいの仕事をこなしそうである。
文卓によると、酒屋・米屋などが重宝して利用していたらしいが、
当時としては高額だったため、大きな商店は「自家用車」を保持していたが、
小さい商店は「車宿」(今でいうところのレンタカー屋)で、その都度借りてきたらしい。
しかしながら、裏を返せば「大八車」を保有すると、
8人の社員が必要なくなるワケで。
チカラ”だけ”が取り得の奉公さんが、
社長が「自家用大八車」を購入したとたん用無しになり、
いきなり”お暇”を申し付けられることもあったのかもしれない。
「大八車屋」の営業マンがパンフレットをもって現れると、
青くなって、成り行きを聞き耳立てていたのかもしれないし、
ジャパネットタカタあたりが、
「今や一軒に一台の時代!大八車SALE!決算処分!限定100台!!!」
なんてやりだしたら、いつリストラされるか冷や冷やしていたのかもしれない。
いつの時代も、便利さと、雇われている者の存在価値は微妙なバランスで成り立っている。
HPもお立ち寄り下さい。