2009年05月01日
床の間・・・
今日納めてきたのは「李朝風キャビネット」(画像一番左)
・・・画像が鮮明でないですね、
このお宅は意識的に薄暗くしているんで・・・
右側の「桐タンス」も以前ウチが納めたもの。
手織り・手染めの「布」を収集するのが趣味のお客様、
世界のあちこちから集めた布で、お部屋はいっぱいでした。
今回はそれを整理して、かつ綺麗にデコレーションしたい、との要望でした。
(画像はまだまだやりかけですよ、念のため・・・)
個人的に、こういう「デコレーションスペース」は、生活の中において、
非常に大切だとワタシは思っています。
「床の間」が無くなってきている現代住宅・・・
床の間って、本当はそれぞれの家の中の重要な「ギャラリースペース」なんです。
季節の花を飾ったり、お気に入りの掛け軸(タペストリー)を飾ったり、変えたり、
その家の住人の個性が発揮できる、
さらには、ホッと一息つける、
貴重なスペースだと思っています。
床の間が無ければ今回のように、
作ってしまえばいいんです。
機能性や収納力ばかりを追い求めている現代の家具・・・
やはり道具にも遊び心が必要ですよね、
今回のお客様の考え方は大好きですし、
こういう仕事は大好きです。
HPもお立ち寄り下さい
Posted by オジキ at 23:23│Comments(0)
│和家具