2009年07月29日

しぞーかおでん

先日の「昭和サイダー」を発見した昭和なお店、

本通りの「水野商店」です。





創業90年!という、超老舗、
バリバリ、ド真ん中の「しぞーかおでん屋」さんです。

やはり「おでん」ブームなのでしょうか、
久しぶりに行ったら、だれだかサッパリ解りませんが有名人の(タブン)サインがいっぱいでした。



ちなみにコレ↓ が、かの食通グルメ芸能人「中尾彬」さんのサインだそうです。



どこをどう読めば「中尾彬」と読めるのかナゾですが、
っま、そこんとこはおいといて。

なんだか、色んな雑誌に紹介されて、今ではちょいとした有名店のようです。







デート本にまで紹介されているとは知りませんでした・・・(駄菓子屋です、ネンノタメ)



彼女と何回目かのデートで、
”よっしゃ、今夜キメたるデエ”と、(←ナニヲ)気合入れてる方が、
このデート本をマに受けて行ったら、おそらく目的は果たせないと思います。


ちなみに、ココの息子さんとワタシは、
高校時代からの、いわばポン友で、
結婚式の時には「友人代表の挨拶」もしてもらいました。

高校時代の当時は、よくあるタマリ場であり、
ワルイ事は全てココで覚えた記憶があります・・・
今はトッテモ健全なおでん屋さんですよ。




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Posted by オジキ at 23:05Comments(2)

2009年07月26日

昭和サイダー・・・

ムカシ馴染みの「おでん屋」さんに久しぶりにフラリと立ち寄った、

そしたら、なんとも微笑ましい「サイダー」を発見しちゃいました。



「昭和サイダー」・・・



学帽をかぶった男の子と、オカッパの女の子のホッペタが赤いところがナイスです、
「のどがかわいたね」 「サイダーがいいね」
という会話も、イカしてます。

モチロンねらってるんでしょうけど・・・
なんか、ド真ん中に入っちゃいまして、つい飲んじゃいました。

ふだん、アンティーク家具や骨董家具などを扱っていると、
こういうのはほっとけなくなります。


オデンも美味しそうでしょ、次回ご紹介します。




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Posted by オジキ at 19:43Comments(0)

2009年07月22日

不ぞろいな扉・・・

先日手直しした「食器棚」、



それほど古いものでもなく、
とりたてて骨董性があるものでなない。
(おそらく昭和初期~中期くらいでしょか)


しかし、個人的にケッコウ気に入っている。


どこが気に入っているかっていうと、
ガラスを3ツに分けた扉の装飾、

当時としては「ハイカラ」なデザインであったことでしょう、
デザイナーの”気合”が感じられます。


ところが、気に入っているのはソコではなく、
ガラス上部の枠のカーブ、


どう見ても、明らかにアールの角度?が合っていません、
ってか、バラバラです。


今でしたら、コンピュータが組み込まれている機械で、
綺麗に材料を寸分の違いなくカットするのでしょうが、
そんな気の利いたマシンが無い時代です、


おそらく職人が「ノミ」と「ノコギリ」かなんかで一生懸命手作業で削ったんでしょう、
だから、それぞれカーブがばらばらなんでしょう。

「冗談じゃねえよなあ、こんなやっかいな図面よこしやがって・・・」
とか、
「ヤベエヤベエ、ちょっと削りすぎちゃったぜ、反対側も削っとくか・・・」
とか、
「・・・っま、こんなとこかな、エエにしとくか」
とか、ブツブツ言いながら仕上げたのだと思います・・・


そんな苦労しながらも、デザインにこだわって造ったんだと思ったら、つい感情移入しちゃいました。


今だったらアリエナイ、
即クレームの対象でしょうか。

こんなオチャメな食器棚が、僕は大好きです。



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Posted by オジキ at 22:11Comments(0)リメイク家具

2009年07月21日

お気に入りの椅子

アンティーク・骨董家具などを扱っていると、
時として、つい気に入っちゃって、
手放したくない家具が入ってくる。


もちろん商品として、販売目的として当初は仕入れたのだが、
手元において置きたくなり、つい「非売品」なる表示をついつけてしまうモノがある。


この椅子もそのひとつ、
ヨーロッパのアンティーク曲げ木椅子


座部もエンボスがかかっていてさりげなくイイ感じ、



実は・・・
仕入れた当初は、”超”有名な曲げ木家具の創始者
「トーネットの14番目の椅子」
だと思いこんでいたのだが、

「Wikipediaもご参照下さい」


ひっくり返してもどこにも「トーネット」のロゴが見当たりません、



かわりに、張ってあるロゴには
「ムンダス&J.J.コーンMundus & J.J.Kohn社」
というステッカー。
メイド イン ポーランド、と読み取れます。


調べてみたら(最近はなんでもネットで調べられて便利ですね)

なんとなく「トーネット」よりも希少っぽい椅子・・・らしい!? →参照


どうやら、1914~1923年の間に造られた椅子であり、
その後「トーネット社」に吸収合併された会社らしい。

9年間しか存在しなかった会社であり、
ある意味「トーネット」よりも”価値”ある椅子らしい。(・・・あくまでもマニアの間では)


椅子ひとつにせよ、調べてみると色々奥深くオモシロイ。

どこのどなたが使っていたのか知りませんが、
ここに来たのもなにかの「ご縁」でしょう、
これからは”ワタシ”が大切に使わせていただきます。face03



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Posted by オジキ at 19:30Comments(0)インテリア

2009年07月18日

キャンプ場のテーブル

キャンプ場にテーブルを入れさせていただいた、



床が水平でなかったので、
ガタつきをなくすのに少々(かなり・・・)苦労しました。



静岡市の玉川にある「エバーグリーンガーデン」というキャンプ場、



その中のバーベキュー施設に納めました



緑に囲まれて、ホッ~ント気持ちいいところです。


静岡中心街から車で40分位、(当店からだと20分位)
それほど遠くないし、(遠いか!?)
敷地内に沢が流れていて、リフレッシュするにはとても良い所。

こんなところで、一日中ナマケモノのようにゴロゴロしていたいです・・・


夏休みにビール抱えて行ってこようかなface03
テーブルの点検って名目で・・・





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Posted by オジキ at 20:56Comments(0)インテリア

2009年07月15日

デザイナー・・・もう一つ

ついでに・・・
といったらデザイナーに失礼だろうが、
せっかくなので、もう一つご紹介。

前出のイスと同じシリーズの「パーソナルチェア」



デザイナーはモチロン「野木村敦史」氏、
ウチのオリジナルチェアです。


野木村氏は”構造計算”から入り、デザインを膨らめてゆくデザイナーです、
見た目はシンプルでも、強度は問題ナシ!

掛け心地もバツグンです!

なぜなら、



体のラインに合わせて、座部の構造体の”アール”を全て変えてあるからです!

この座部を、何度造り変えたことか・・・icon10

苦労のカイあって、とても気に入っています。


肘付き、


片肘付ければ、3PもOK、



気になる方は、座りに来て下さ~いicon01




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Posted by オジキ at 22:50Comments(0)インテリア

2009年07月13日

デザイナー・・・

せっかくデザイナーの話題が出たので、
もうひとつご紹介。


ウチのオリジナルチェア、
前出のデザイナー「野木村敦史」氏デザインの椅子です、

ケッコウ気に入ってます、


色違い、イメージ変わりますね、



こんなに細くて大丈夫なの?
・・・と思われるかもしれませんが、
工業試験場にて「強度試験」パスしているので問題ナシ。

無駄のないシンプルなフォルムで、
かつ、建具を思わせる「和風」のイメージ。

構造部材をギリギリまで細くして、
「軽さ」も売りにしています。

実は・・・ココまで製品化するまで、
ケッコウ試行錯誤してます、強度試験にて何本かぶっ壊しました。face07



原木のラフなテーブルとも相性良いです。






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Posted by オジキ at 21:57Comments(0)インテリア

2009年07月09日

雑誌ネタ・・・

昨日に引き続き、せっかくなので情報誌ネタをもう一つ、


ウチのオリジナル家具のデザイナーが、
なんとインテリア情報誌に紹介された!


デザイナーの名前は「野木村敦史」氏。
地元静岡出身であり、若手の中では今一番イケテルデザイナー。(とワタシは信じている)


掲載された本がコチラ「コンフォルト6月号」


業界ではバリバリのメジャー情報誌であり、
「インテリア」「建築」「デザイン」のフィールドをかなりシッカリ掘り下げ、
かつ、一般の方にも解りやすい表現で情報発信している本であり、
1990年から続いている、マジメで「硬派」な情報誌である。

デザイナーから報告を受け確認したところ、
なんと、7ページにもわたって特集記事が組んでありギョットした。






いきなりメジャー入り!?
そのうち「先生」って呼ばなくちゃならないかも!?


彼のデザインは、どことなく「和風のテイスト」を感じ、
ある種の”こだわり”に共鳴し、
オリジナル家具のデザインを依頼するに至った。

ちなみにコレが ↓ 当店オリジナルダイニングセット


その他にも、色々デザインしていただいてますよ、ネンノタメ。


繊細で、とっても”らしい”商品です、




どことなく「和風」入ってますよね。


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Posted by オジキ at 21:23Comments(0)インテリア

2009年07月08日

うれしい知らせ・・・

お客様が雑誌を持って来店した、

新築した際、家具を納めさせていただいた方で、
その「家」が住宅雑誌に掲載されている、との事、

当店が納めさせていただいた”家具”もバッチリ載っているので、
是非見せたかった、との事で、
その本をプレゼントしてくれました。アリガタヤ

「コンシェルジェ」という、地元の注文住宅の本です。


そのお客様の頁

自然素材をふんだんに使った、暖かみのあるお宅です、
納入に立ち会えなかったため、気になっていたのですが、
こんなカタチで確認できるとは思いませんでした。

ちなみに、ウチが造ったのは真ん中のテーブルと、右側に移っているTVボード、
タモ材無垢、オイルフィニッシュ。
ちょっと写真では解りにくいですが、周りのインテリアと統一されていてイイ感じ。


実はもう一軒、別なページでウチで入れたテーブルを発見!


右下、ケヤキの根っ子で造ったテーブルです(漆塗り!)

このテーブルは重かったなあ・・・・



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Posted by オジキ at 22:44Comments(0)インテリア

2009年07月07日

大八車・・・

なんでこんなものがウチの店にあるのだろうシリーズ、第二弾。

うちの店の前に「大八車」が展示(放置?)してある。



なかなかビジュアル的にインパクトもあり、珍しいので、
来店希望者に場所を案内する時に、「大八車が置いてある店ですよ」
なんて、目印的な役割も担っている。

好き好んでこんなのもを盗むモノズキもいないだろうと思い、
持って行こうと思えば簡単に持って行けるほど無警戒に放置してある。

前回の「水車」と、なんとなくセットで置いてあったので、
”ついで”に紹介しときます。


さて、「大八車」なるネーミングの由来だが、
「大八さんという人が考案した便利な車」と、私は(たぶんだれもが)勝手に思っていたが、
どうやら大きなマチガイのようである。
正式には「代八車」と書くそうで、「大人8人分の働きをする車」
というのが正解のようである。
たしかに、積載している画像を見ると、8人どころか10人分くらいの仕事をこなしそうである。


文卓によると、酒屋・米屋などが重宝して利用していたらしいが、
当時としては高額だったため、大きな商店は「自家用車」を保持していたが、
小さい商店は「車宿」(今でいうところのレンタカー屋)で、その都度借りてきたらしい。

しかしながら、裏を返せば「大八車」を保有すると、
8人の社員が必要なくなるワケで。
チカラ”だけ”が取り得の奉公さんが、
社長が「自家用大八車」を購入したとたん用無しになり、
いきなり”お暇”を申し付けられることもあったのかもしれない。
「大八車屋」の営業マンがパンフレットをもって現れると、
青くなって、成り行きを聞き耳立てていたのかもしれないし、
ジャパネットタカタあたりが、
「今や一軒に一台の時代!大八車SALE!決算処分!限定100台!!!」
なんてやりだしたら、いつリストラされるか冷や冷やしていたのかもしれない。

いつの時代も、便利さと、雇われている者の存在価値は微妙なバランスで成り立っている。


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Posted by オジキ at 22:00Comments(0)リメイク家具

2009年07月04日

水車が売れた・・・

当店には ”なんでこんなものがウチの店にあるんだろう・・・?”
というモノがいくつかある。

どんなお宅から、どんないきさつでココにあるのか良く解らないモノだ。

これもその一つ「水車」です。


大きくて少々手にあまる、
どうしてくれようか・・・
店の中に入れるにも大きすぎるし・・・
いっそ、軸を切っちゃって「テーブル」にでもしてみようか・・・
ううむ・・・こまったなあ・・・

・・・てなことを以前は考えてはいたが、結論は出ず。
なんとなく雨ざらしで放置されていたカワイソウな「水車」です。


ところが、なんと売約!が付いた。


聞くところによると、
庭に小川が流れている!?お宅で、(←なんちゅう庭じゃ)
子供さんの遊具!?として、是非設置したい、

・・・との事です。

いやはや、世の中にはすごい庭があるものです。


ってことで、そのお宅のお庭にお嫁に行く事とあいなりました。
勝手なもので、さんざん放置しておいたくせに、
なくなるとなると寂しいような気がして、
ついついブログに載せちゃいました。

よく見ると「細工」もなかなか丁寧で、ひとつひとつ「クサビ」が打ってあります、


当時としては特注なんでしょうか「ベアリング」も使っています、



とうとう運ばれて行ってしまいました、

ついついお見送りしてしまいました。

大事にしてちょ。



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Posted by オジキ at 21:01Comments(0)リメイク家具

2009年07月03日

日本語はムズカシイ・・・

昨日、「美濃和紙の和風スタンド」に売約がついた、

和紙の灯りってイイですね、

普通の電球が、「和紙」というフィルターを通すだけで、
なんともいえない、ほんのりした癒し系の灯りになります。


これです、


売約してくれたお客様が、日を改めて取りに来て下さる、
との事なので、売約カードを貼っておきました。

これです、



ところが、その後いらっしゃった別な女性2人組のお客様の会話にシビレてしまいました。


「ねえねえ、このスタンドって鳥に見えるんだって」
「ふーん、そういえばそうねえ」


思わず、スタッフと顔を見合わせ、
「・・・・・」
しばし、かたまってしまいました。

・・・思い込むと、そう見えてしまうものなのか・・・


ううむ・・・日本語ってムズカシイ。



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Posted by オジキ at 22:17Comments(2)インテリア